お知らせ

「和の道Japan2024」冬号を発行しました

2024年の最初の和の道の発行です。表紙料理は新宿割烹中嶋の中嶋貞治さんです。
中嶋さんの祖父中嶋貞治郎さんは、北大路魯山人の「星岡茶寮」の初代料理長を務め、新宿割烹中嶋でも、その味を楽しむことができます。中嶋さんはテレビでも活躍されており親しみやすく、美食家でなくても調理人でなくても、いつも楽しく日本料理のお話しをしてくださいます。新宿割烹中嶋は新宿三丁目から徒歩2分。ランチの行列は必須です。

編集長の担当ページ『プロ調理師の御用達』では、三重県多気町の日本最大の商業リゾート施設「VISON」に伊勢和VISONショップを出店し世界に向けて日本の鰹出汁のUMAMIを提唱している有限会社伊勢和の和田社長に新たなる試みや店舗での商品についてお話を伺いました。

そして、今年で創業90周年を迎える福井県の成実漆器の成実社長は、インタビューの際にものづくりに対するこだわりや、3代続く老舗の展開など、伝統文化だけでなく常に新しい時代と歩む姿勢を語ってくださいました。日本料理は、どの器に何を盛るか、それも含めて調理人のセンスが問われます。味だけでなく、質の高いトータルコーディネートが求められる日本料理の調理人にとって、このページで紹介している店舗は、ものづくりの技能をともに高め合える強力なバディでもあるのです。ぜひ、会員の皆さんもより素晴らしい料理をめざして自分を支えてくれる最強のバディを見つけていってもらいたいと思っています。

『和の道Japan』は、日本料理団体の機関誌という既存の型にとらわれず、当会に所属・協力してくださる方々のビジネスのきっかけ作りとなれたらとも思っております。
このページに紹介したい御用達のお店などありましたら、和の道ジャパン編集部までご一報お待ちしております。今後も楽しみに、ご拝読いただけますと幸甚でございます。

一般社団法人東京都日本調理技能士会
和の道編集長 平井善道
事務局

成実漆器 成実社長、 伊勢和 和田社長、取材協力ありがとうございました。